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其の実、賢明な日本の個人投資家が、このところ日本株への投資姿勢をかつてないほど強めていることは、もはや周知の事実である。日経平均株価が月間で過去最大の下落率を記録した10月、個人投資家の買い越し額は1兆円近くに達し、過去最高となった。大手ネット証券5社の10月の口座開設件数は、9月に比べて2倍の約6万口座となり、損失を抱えた既存の投資家層ではない新たな投資家層が動き出している。
 「あまりに売られすぎ」の日本株に、全体的なリバウンドが生じることは高い。とくに売られすぎているのは国際優良株=輸出関連株であり、その底値を拾うというのも中長期的には一法と思われる。
歴史的な株安局面で、個人投資家が株式を買う動きを強めており、その背景には、株価が割安と判断する個人が増えていることにある。米証券大手リーマン・ブラザーズが破綻(はたん)した9月以降、この傾向が強まっている。
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