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最大のハイライトはインテリア
グラントゥーリズモは、その美しい外観とフェラーリ由来のV型8気筒エンジンに多くの話題が割かれるが、実は内装こそがハイライトである。ポルトローナ・フラウ社製のレザーによる豪華なシートは、ひとたび腰をかけると、立ち上がることを躊躇うほどの出来栄え。サラッとした中にもウェットな質感は、ロールスロイスや過去のフェラーリなどに使われるコノリーレザーでも味わえない稀有なものだ。いたずらに凹凸をつけることのない、一見シンプルなスポーツタイプのシートではあるが、各部に適切な硬度が設定され、ホールド感とはまた別次元の包まれる感触がある———と、座席一つでここまで語ることの出来るクーペは、グラントゥーリズモ以外には見当たらない。そして、この素晴らしいレザーは、およそ肌が当たるであろう全ての部分に奢られ、乗りこむだけで至福を与えてくれるのだ。
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