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カルティエ現代美術財団、礎をなす絆
text Yuka Toyoshima
『Cesar/Anthologie par Jean Nouvel』展ポスター。ジャン・ヌーベル好みのスタイリッシュさが新鮮なセザール像だ。
『セザール/ジャン・ヌーベルによる選集』展
パリ、カルティエ現代美術財団にて『Cesar/Anthologie par Jean Nouvel』展が、10月26日まで開催されている。20世紀を代表する彫刻家セザールの没後10周を迎え、カルティエ現代美術財団と15年に及ぶコラボレーションをもったセザールへのオマージュ企画展だ。展覧会タイトル『セザール/ジャン・ヌーベルによる選集』が示すように、セザールの友であり、同財団の建物の建築家でもあるジャン・ヌーベルが、展覧会コミッショナーをつとめる。動物の鉄彫刻、魅惑に充ちた人間の"型"シリーズ《Empreintes》、強烈なパワーをもった"圧縮"シリーズ《Compressions》、そして官能的な"膨張"シリーズ《Expqnsions》。ジャン・ヌーベルは、86点の代表的な作品を選集し、セザールの独創性に対する独自の視線を披露。セザール同様に規格外の活躍を見せる建築家として、このポピュラーなアーティストが辿ったコンセプチュアルな歩みにアクセントをおき、新しい光と再評価を投げかける。
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