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山形工房×天童木工、究極への挑戦
その山形工房が、今年ミラノサローネで「ORIZURU」という椅子を発表した。折り紙を思わせる見た目もさることながら、複雑に曲げられた形状は、ヨーロッパにない侘び寂びの文化を感じさせる作品である。このように複雑でユニークなフォルムを可能にしているのは、日本人のもつ独特の曲線感覚と天童木工の成形合板技術があったからである。奥山氏がデザインしたフェラーリ同様、「用の美」を追求した一品で、技術的にも、デザイン的にも、世界が真似できない究極の椅子と言っていいだろう。サローネの会場でも世界各国のバイヤーやジャーナリストなど多くの人たちがブースを訪れていた。
「ORIZURU」:奥山氏が天童木工との協働で“究極”の成形合板技術に挑戦した椅子。日本的でミニマムな美しさは、椅子の歴史に刻まれる逸品。
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