
(左)ニーシングのアイコン的アイテム「ザ・ニーシングリング」。(中)芸術作品かと思わせるネックレス「パピュアー」。(右)自由な発想でかたちづくるジュエリー「ダカーポ」。
歴代の受賞作品群
レッド ドット賞やiFデザイン賞など、数々の賞を受賞してきたニーシングの作品群。その「ニーシング・アワード・コレション」の中でも、オリジナリティに溢れ、革新的なアイテムをいくつか紹介したい。まずは、ニーシングといえばこれという「ザ・ニーシングリング」。地金の張力のみでダイヤを支えるこのリングは、1999年のBusse Long-life Design Award受賞をはじめ、2001年以降美術品として、4つの美術館にコレクション入りするなど、さすがニーシングのアイコンアイテムといわんばかりだ。また、紙のようにしなやかで軽い「パピュアー」は、2002年にレッドドット賞で、ハイクオリティデザイン賞を受賞。バロックの花のようにデコルテを彩り、繊細に絡み合ったループは終わりのない永遠の愛を思わせる。そして、自分なりの着けこなしが楽しめる「ダカーポ」。ゴールド、プラチナ、または、MOPでできたディスクの内側がベルクロになっており、好きなところで固定したり、アクセントつけたりできる仕様。2006年のiFデザイン賞受賞作品。