

(左)ボードー・スペリン氏。ロンドンを拠点に照明などのインテリアデザインで活躍。(右)昨年発表された“キャンドルホルダー オーガニック”(29,400円)も人気の高いアイテムのひとつ。
ドイツ人デザイナーによる斬新な新作
パリで開催されているインテリアの国際見本市“メゾン・エ・オブジェ”に昨年、“Re-Cyclos Magical(リサイクロス・マジカル)”コレクションを発表し、リヤドロのイメージを一新したのが、ドイツ人デザイナーのボードー・スペリン。そのスペリンによる新作“EQUUS(エクウス)”は、馬をモチーフにしたテーブルウェア&ステーショナリーのコレクションだ。過去のリヤドロ作品にも馬はよく登場しているが、人の手が触れる部分に馬の脚、頭、蹄などのパーツが施されたエクウスの作品群は、馬の持つエレガントかつ躍動的なイメージに斬新さが加わったユニークなもの。繊細な毛並みや斑紋まで見事に表現された丁寧な彩色など、リヤドロならではの素晴らしい仕事が冴えている。

エクウスのテーブルコレクション。シンプルなフォルムながら、柄や脚などに施された馬のパーツがエッヂをきかせている。