
川口有一郎(かわぐち・ゆういちろう)
早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。東京大学にて工学博士の学位取得後、英国ケンブリッジ大学土地 経済学科客員研究員へ。明海大学不動産学部教授、東京大学空間情報科学研究センター、京都大学経済研究所 金融工学センター、慶應義塾大学メディア研究科での客員教授を経て現在に至る。
早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。東京大学にて工学博士の学位取得後、英国ケンブリッジ大学土地 経済学科客員研究員へ。明海大学不動産学部教授、東京大学空間情報科学研究センター、京都大学経済研究所 金融工学センター、慶應義塾大学メディア研究科での客員教授を経て現在に至る。
勢いがあるのはロシア、中近東
「東京でいえば、山の手線を中心に西高東低の人気は
今後も続く。駅から近いという立地も強い。地方でも狙
い目の物件もあるはずだ。建物だけでなくデベロッパ
ーの背景や状況を良く調べれば、お買い得が分かる。
また、白川郷のように、新しいものを探す目も大切
だ。これは海外に関してもいえること。中国の不動産も
ピークを過ぎ、天井知らずだったロンドンも下がって
きている。勢いがあるのは、ロシア、中近東、南米あたり
だろう。アジアの場合は、不動産売買に関して政府の
規制が強く、細心の注意が必要だ。ヨーロッパでは、ド
イツが買い得ではないか。
ロシア、中近東の買い手は、資源高で積みました外 貨を利用して、自国に加えて日本の不動産にも興味を 示している。資産に余裕があれば、海外不動産の投資 も勧めたい」。
ロシア、中近東の買い手は、資源高で積みました外 貨を利用して、自国に加えて日本の不動産にも興味を 示している。資産に余裕があれば、海外不動産の投資 も勧めたい」。