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(右)7月に開催された東京のフェアで披露したのは、赤“Domaine de l’arlot1999”、白“Beaune les Cras2001”。赤白ともにブルゴーニュを選んだのは「ブルゴーニュの繊細でやさしい味わいが、伝統あるトゥールダルジャンの料理にぴったりだから」(リッジウェイ氏)。
トゥールダルジャンの
もてなし
Text Chiharu Ono
Photo Hiroaki Yoda
ワインのすべてを知るために
「ワインを集めるのも私の仕事です。まず何度もテイスティングを行い、10本のうち1本くらいの割合で、良いワインに目星を付けます。さらに醸造家を訪ね、畑を見て、醸造工程もチェックします。何よりも重視しているのは、造り手がどのような理念でワインを造っているか。造り手の人柄を知ることは、とても大切です。また、ブドウを育む畑のテロワール、天気を知らなければ、ワインの味のしくみを理解することはできません。そのため毎週必ずブドウ畑を訪れています。今回、日本ではサントリーの登美の丘ワイナリーへ行きました。難しい気候・栽培条件にもかかわらず、フランスの栽培・醸造方法を取り入れたワイン造りに取り組んでいて、非常に興味深かったですよ。造り手、テロワール、生産工程。ワインのすべてを理解するために、いずれも欠かせない要素です」
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