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『VIVA LAS VEGAS funny how secrets travel』展から。実験的な現代アートが多数展示され、多くの人が足を運んだ。
Photo bruno duchemin
現代アートプロジェクト始動へ
そんななか、国立シャイヨー劇場においても、長年の演劇劇場としての歴史に幕を引き、来シーズンからは フランスのコンテンポラリー・ダンスの促進を担う劇場への方向転換が発表された。周囲を驚愕させた新し い挑戦を前に控えたこの時期に、劇場大ホールにて、現代アート展覧会『VIVA LAS VEGAS funny how secrets travel』が、去る4月上旬まで開催された。2007年1月に開催された『No Tatami Spot』展に続く、国立 シャイヨー劇場がその歴史上初めて放つ、現代アートプロジェクトの第2弾である。フランスでは文化政策 への国の助成が力強く、絶大な文化力を国が率先して促進し、養っている。そのため、直轄の国立文化組織の もつ誇りもステータスも、並々ではない。格式と伝統をもつ国立文化組織において、異ジャンルとの新しいコ ラボレーション企画を始動することは、複雑な組織図をもつ国の管轄構造から言っても極めて難しいもの であるにもかかわらず,だ。
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