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(左)館内には長野県、木曽から運ばれてきた民家が展示されている。(右)国立人類博物館のエントランス。
本年度10月には、日仏交流150周年記念事業として、シャイヨー宮対翼にある国立人類博物館を会 場に、再び日本の若き現代アーティストの作品を紹介する。同博物館には、遠路はるばる長野から 輸送された古民家が設置されており、その民家と共に現代のアート作品を展示し、パリにて日本 の過去と未来をつなぐという展覧会だ。来年度には、フランス人若手アーティストを日本で紹介 する交換企画もある。フランスの国立文化機関と、日本のコマーシャル企業がタッグをくむ一大 イベントとしても、大変まれな例であり、同博物館のリニューアル閉館前の餞となるラストイベン トでもある。「私はキュレーターというよりも、『Passeur(案内人)』だと思っています。これからの 若いアーティストには、私でも与えられる何かがあるかと思うので」次年度には、国立シャイヨ ー劇場での定期的な展覧会も予定され、現代アートの伝道師は、スマートに、いとも軽やかである。
国立シャイヨー劇場変貌のキーマン、ブリュノ・デュシュマン。
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