プライバシーとゆとりを極限まで確保
「ビジネスクラス」は全60席。驚くべきことに、2階全体の3分
の2のスペースが、たったこれだけの座席数にあてられてい
るのである。ワーキングスペースとして利用することの多
いビジネスクラスにとって、周囲への気遣いが減るのは最
大の利点。設備やインテリアも近未来的。15.4インチのLDC
モニター、電源、USBポートはもちろん完備している。可動式
のダイニングテーブルは大型で、食事にも、デスクワークに
もゆったりと使いこなせそうだ。従来の「ファーストクラス」
がかすんで見えるほどの「ビジネスクラス」。これも、「シン
ガポール航空A380」の先進性を示している。


天井の高い開放的な空間が広がり、世界の旅客機の中でも、ビジネスクラスの広さは最大級。