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「グランドハイアット」「ハイアットリージェンシー京都」など、商業空間のデザインを手がけるほか、CIディ レクター、大学教授……と多くの顔を持つ杉本。彼は田中に薦められて茶の湯に触れ、伊住と出会い、茶と茶 室の概念に向き合うようになったという。その杉本がいま再び、東京・南青山で茶室の展示を行っている。題 して「杉本貴志展 水の茶室・鉄の茶室」。文字通り水と鉄を素材とした二つの茶室である。
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