
エディション・コウジ シモムラ メニューは、客とコミュニケーションしながら内容を組み立てるオーダーメイド式となっている。
東京都港区六本木3-1-1 六本木ティーキューブ1F TEL03-5549-4562 http://www.koji-shimomura.jp/
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皿の上に自然をのせるように
下村シェフのスペシャリテに、“牡蠣と海水のジュレ 岩海苔風味”がある。一口ほおばると、口の中に海が広がる。ゆらめく海藻、静かな海底———牡蠣の故郷が目に浮かぶようだ。子羊もしかり。肉汁が口中に流れ出ると同時に、羊が草をはんだ草原、草の間を吹き抜ける風を感じる。
下村シェフは、できることなら、料理で使うすべての食材の生産現場を訪れたいと言う。「鳩、鴨、羊。生きている姿やその環境を見ると、自然に料理のイメージが湧いてくるんです」。たとえば、鳩が好物の豆をついばむ様を見たら、豆を付け合せに。すると鳩の風味が何倍にも広がり、美味しさを増す。どこまでも自然に沿う料理に、食べ手はストレートに美味しいと感じ、心うたれるのだ。「自分が、これこそは、と見込んだ食材を手にしたら、他の誰よりも美味しく料理する自信がある」と下村シェフ。そのことは、食べ手はもちろん、下村シェフの手にかかる食材、そして彼のもとへ丹精こめた食材を送る生産者にとって、大きな幸運である。
下村シェフは、できることなら、料理で使うすべての食材の生産現場を訪れたいと言う。「鳩、鴨、羊。生きている姿やその環境を見ると、自然に料理のイメージが湧いてくるんです」。たとえば、鳩が好物の豆をついばむ様を見たら、豆を付け合せに。すると鳩の風味が何倍にも広がり、美味しさを増す。どこまでも自然に沿う料理に、食べ手はストレートに美味しいと感じ、心うたれるのだ。「自分が、これこそは、と見込んだ食材を手にしたら、他の誰よりも美味しく料理する自信がある」と下村シェフ。そのことは、食べ手はもちろん、下村シェフの手にかかる食材、そして彼のもとへ丹精こめた食材を送る生産者にとって、大きな幸運である。
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