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兼六園周辺文化施設との回遊性も高めた展示ロビー。
(左)作品を楽しみながらショッピングかできるミュージアムショップ。
(右)国宝 色絵雉香炉と重要文化財の色絵雌雉香炉。
古き町金沢に芽吹く新ミュージアム
工芸王国・石川の美の殿堂
兼六園をはじめ、加賀百万石の城下町として栄えた古き街並みと伝統がいまも生き続ける金沢。この地の名所である石川県立美術館が9月20日、1年の歳月を経てリニューアルオープンした。工芸王国・石川の美の殿堂となる同美術館は1983年に開館。加賀蒔絵や久谷焼のコレクションなど、石川県ゆかりの作家や作品を中心に収集し、国宝1点、重要文化財6点を所有する。エントランスホールや展示ロビーに大型ガラスを導入し、徹底したバリアフリー化を行った館内では、オープン記念展覧会として「国宝 玉虫厨子」をはじめとする総点数133件の「法隆寺の名宝と聖徳太子の文化財展」が開催されていた。同美術館は10月から毎月第1月曜日を「無料の日」とし、さらに隣接する本多の森公園内にある「広坂別館」に無料で貸し出すギャラリーを設けるなど、美術館としての魅力をさらに高めている。
●金沢県立美術館
石川県金沢市出羽町2-1
TEL076-231-7580
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