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JVC 家電からインテリアへ
「TV以外にもビデオカメラのハンディ化などハイテクあってこそのデザイン」と日本ビクター 第2デザインセンターグループ長・宮森 昭彦氏。TVはいま『存在感を消す』ことがデザインに求められる。
過去10年でテレビほどデザイン的な変化を遂 げた家電はないだろう。今日、テレビと言えばフ ラットパネルディスプレイのプラズマテレビや 液晶テレビを意味する。受像機は劇的に薄くな り、いまやインテリアの一部として壁面に溶け 込む存在である。日本ビクターが今展示会で発 表した製品はそうした新世代テレビの特性をさ らに進化させたものだ。『Airy Design』と名づけ られたフレームはより細く、あたかも映像のみ がそこに浮かぶような印象だ。「通常、製品のデ ザインには何らかの造形的な主張が込められ ているものですが、テレビに限っては存在感を 消すデザインを追求し続けています」と、宮森 昭彦氏。加えて、デザイン上で解体を容易にす る構造を両立させ、稀土、稀金属のリサイクル による都市鉱山の採掘促進にも一役買ってい る。近い将来、テレビは完全な壁の一部として 『存在感を消す』デザインが達成されるだろう。 ハイテクに支えられたデザインの好例だ。
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